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This Archive : 2012年07月

デュオコンサート終了、ありがとうございました!

2012.07.31 *Tue*
Duo Lyrique モーツァルト・サロンでのデュオコンサート、終了しました!
お天気は相変わらずの湿気と暑さ…にも関わらず、沢山のお客様に来て頂き、
二人とも大感激でした



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シューベルトのソナチネで優雅にプログラムに入れるかどうか、課題だね、
と話していたのですが…懸念していた二楽章でしっくりきたので、その後も全編通して無事に
呼吸を合わせることができたように思います。

ドビュッシーでは故郷に戻ったような懐かしさを感じ、昨年必死でさらっていたパリの風景が
頭に浮かんでいました。
シマノフスキは実は初挑戦の作曲家でした。個人的には、本番の予測がつかない怖さのある曲
だったのですが、マドカ嬢の大絶好調ぶりに後押しされて気持ち良く弾けました
二度、三度と弾いていったらまただいぶ変化していきそうな曲です。

後半戦、モーツァルトのソナタは曲の持っている力がとてつもないものなので
奇をてらったことをせず、いかに伝えられるかが鍵でした。
そしてラスト、ストラヴィンスキーのイタリア組曲。
初披露は先月のジュネーヴ音楽祭にて、アルゲリッチもびっくり!くらいに飛ばしてしまいました。
足取りは堅実に、でもストーリーはより強く表現したいと今回はリベンジ心を燃やしていたのです。
伝わっていますように!

印象に残った曲アンケートの結果が、なぜだかすごく気になる今回です。
今思えば、また何度でも弾いていきたい曲達ばかりだったな、と。
これからもお世話になります。と今言っておきます



今回で二回目のDuo Lyrique@モーツァルト・サロンでしたが、いつもいつもアットホームな
雰囲気に、ステージに出てからも励まされます。
まだまだ不慣れなトークもお客様ひとりひとりの顔を見ながら話していると、やはり
必要性をより強く感じます。
楽しく幸せな時間をどうもありがとうございました。



R0017889_400.jpg



8月にはまたジュネーヴに戻ってしまうマドカちゃんと私は遠距離恋愛ならぬ、遠距離デュオと
なってしまいます。が、マドカ嬢の一時帰国に合わせて、もしかすると年内には
何かお知らせができるようになるかもしれません。


Duo Lyriqueのサイト、lyriquemusique.com に近々コンサートの写真をアップする予定です。
またこちらでもお知らせさせて下さい








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7月29日 Duo Lyriqueコンサート

2012.07.24 *Tue*
ヴァイオリン・ピアノのデュオ、Duo Lyriqueのコンサートまであと一週間弱となりました。

7月29日(日)モーツァルト・サロン
東京都北区赤羽1-54-5 メトロAIビル6F
(東京メトロ赤羽岩淵駅 2番出口真上 緑色のビル徒歩0分 / JR赤羽駅徒歩8分)

昨年夏に引き続き、今年も二人で同じ場所に帰ってこれることに幸せを感じています!


決定版_512



前回はフォーレ、サン・サーンスなどフランス系ばかりでしたが
今回のプログラムはシューベルト、ドビュッシー、シマノフスキ、モーツァルト、ストラヴィンスキー
となっております
テーマはクラシックからモダンまで、国を変えて色とりどりの作品を並べたつもりです。
サロンの雰囲気も十分に味わえるプログラムになったかな、と選曲も楽しかったのですよ
日常とは少し違った空間に皆様をお連れ出来たら、と思っております。

まだ席に余裕がありそうですので、興味のある方はメッセージ、
または国際育英文化協会 http://www.kokusai-ikuei.jp/salon.html までご連絡下さい。


こちら、Duo LyriqueのHPも併せてどうぞ!(Galleryの新しい写真、準備中です。)








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東京にて

2012.07.13 *Fri*
東京に帰ってきました!
まずは愛犬と、恒例の「感動の再会」の儀式から


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パリを去る前日は、ジュネーブ時代から苦楽を共にしてきた愛すべきキャラ、Cちゃんが
泊まりに来てくれました。彼女も同じ日に空港から旅出ったので、スーツケースは持たせるわ
掃除は手伝わせるわで最後までドッタバタと慌ただしく…
でもおかげで一人めそめそしないで済みました笑 
夜中までたくさん笑って。見送りもありがとう、Cちゃん


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さて、日本の湿気とまとわりつく暑さに早くもめげそうな私ですが
7月のデュオリリックコンサートのリハーサルももうすぐ。
久しぶりにひっぱり出す曲が成長できていますように・・・
マドカ嬢と音楽を創っていける楽しさを糧に、時差ボケも乗り越えたいと思います





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Last Concert in Paris

2012.07.03 *Tue*
 最後、最後と皆に言われ、なんだかよくわからないプレッシャーを抱えていましたが…
今までに7回出演させてもらった週末の教会コンサート、なんとか無事に終了しました!



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昨日はリハーサルの時間にピアノが設置されておらず。
いつもせかせかと音出ししてしまうので、ゆっくりと教会を見回して気持ちを落ち着かせました。
パイプオルガンの存在に今更ながら気づいたり。(本当です笑)
初めてカーテンの後ろにある祭壇が垣間見れたり…

思えば去年の4月、突然の4日後のコンサートの依頼にびびりながもショパンとシューマンを
弾いたのがきっかけで、幸運なことにその後も出演を続けることができました。

今回のプログラムはバッハの平均律一巻よりプレリュードとフーガ b-moll、
ベートーヴェンのソナタop.110、ブラームスのヘンデルの主題による変奏曲とフーガと3大B!
ちなみに副題はフーガ祭り、です。笑
フーガを最大に発展させたバッハは後世に多大なる影響を与えています。
ベートーヴェンの後期ピアノソナタにもフーガは頻繁に使われており、
今回演奏した第31番 op.110の終楽章にも二回に渡ってフーガが現れます。
ブラームスのヘンデルの変奏曲とフーガでは5分にも及ぶフーガが繰り広げられます。
ベートーヴェンはバッハを、ブラームスはバッハとベートーヴェンを意識して
これらを作曲したのでは、と思ったわけでこんな曲目にしてみたのです。

流れとしては素晴らしいプログラミング、と自負していたのですが
集中力、精神力、体力…すべてがのしかかってくるハード系。
フーガは各声部が独立していなければならないのに大抵右手と左手が入り組んでいて
とっても難しいのです。
フーガを弾くストレス+謎のプレッシャー=緊張 でしたが
良い経験になりました!

録音を聞いて反省会をしなければ

昨日は前回の遅刻コンサートの時もお見かけした方がまたいらしていたり
毎度来てくれている友人や、知り合ってから初めて演奏を聞いてくれた人たちが居たり。
そして初回から欠かさず来てくれているフランソワは感動しました、と号泣してくれていて…
演奏を聞きに日本まで行きたいです、またパリで待っています、とも。
こんな嬉しい褒め言葉初めて聞いたので、こちらも目頭が熱くなってしまいました
フランソワ、ありがとう。

主催者いわく、今度パリに来た時もまた弾かせてもらえるそうです。
前回の負い目か、ちゃんとした録音も!というおまけつきで
また帰ってこれる場所があるって、幸せなことですよね。

さて、いよいよ…延ばしに延ばしていた引っ越し荷物をどうにかしないと、遊ぶにも遊べない!
今日からは計画的に、頑張りますよ!





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プロフィール

wotaki

Author:wotaki
桐朋学園大学、研究科を経て
ジュネーヴ高等音楽院を卒業。
現在、東京都在住。
性格はのほほんとしているようです。
ウェブサイト
http://www.shirakawataki.com



コンサート情報

2018年5月5日(祝)           13:00-13;30               ラフォルジュルネ 新丸ビル三階                                                                        



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