This Archive : 2012年06月

Fête de la Musique, Geneve

2012.06.28 *Thu*
晴天続きのジュネーブから5日ぶりに戻ってみると、パリはやっと少し
夏らしくなっていました。

毎年、週末三日間行われるジュネーブの音楽祭では朝から夜中まで街が音楽で溢れています。
あらゆる広場にアップライトピアノが置かれ、自由に弾いて良かったり
ホール、劇場、公園でもコンサートやライブが目白押し!

大好きな学校も少しおしゃれにライトが。って分からない程度ですね…



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今回はDuo Lyriqueのヴァイオリニスト、マドカちゃんとストラヴィンスキーのイタリア組曲を
弾いてきました。7月の日本でのコンサートに向けて取り組み始めた曲です。
久々に聴くアイカタの音はいつものように上品、芯が通っていて聴き惚れちゃうほど
一番近くで聴ける私は幸せ者です

肝心の本番は…暴走しました

初披露にしてはスリル満点な曲でしたが、リハーサルでの約束事はどこへやら
快調に飛ばしてしまったのは24時開始という時間のせいもあったのでしょうか。
反応はとても好評だったのですが。
応援しに来てくれた音楽家たちが曲に興味を持ってくれて、おもしろかったと喜んでくれました。
暴走しても、イタリア組曲の魅力、キャラクターは伝わっていたようでホッと一安心。
今回の経験を踏まえての7月のコンサート。なぜだか前向きに考えられるような気がします。

それにしても一晩でオーケストラ、デュオ、トリオと3つのコンサートをこなしたアイカタ、
その集中力にブラボー!でした。


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終わったあとは午前1時に公園で打ち上げのビール!
学校の目の前にあるバスティオン公園、ライトアップがアートでした。


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翌日も7月のコンサートの合わせ、シマノフスキの変拍子をみっちり。
私にとってシマノフスキは未知の作曲家。神秘的かつ大胆な動き。
二人の音がどう融合していくのか、今度の合わせも楽しみです


合わせと練習の合間にレマン湖畔で夕陽に照らされるアルプスを見ることもできました。
多分モンブラン…です。

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ジュネーブ滞在の最後には先生宅にて最後のレッスン。
いつものように細かかったけれど、”些細なことが大事に至ることもある”と
言われた一言が心に残っています。とっても先生らしくて。
次は日本でね!と強引に告げてお別れしました。

大好きな友人達、大好きな学校のホールと天井の高い練習室、美しい自然、人の優しさ…
音楽以外のこともたくさん学んだ数年間。
どんな思い出も褪せないように箱にしまっておけたらいいのに。

とにかく大好きです。Viva ジュネーブ!!







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シュトラウス 「アラベラ」

2012.06.18 *Mon*
毎日曇り、ザーザー雨が降っては束の間の太陽、を繰り返している変な天気のパリです。
家の中は暗いわ寒いわ…で、まだヒートテック着てます

今日は近くのバスティーユ・オペラ座でシュトラウスの「アラベラ」を観てきました。
恥ずかしながらシュトラウスのオペラは初めてでしたが、外枠は古典的でありつつ
オーケストレーションはワーグナーを彷彿とさせるものがありました。

タイトルロールのアラベラは人気歌手ルネ・フレミング。
少しお疲れ気味に聞こえたのが残念でしたが、経験から来るであろう存在感と演技力は
素晴らしく、打ってつけの役のようでした。
多分どんな役でもそう思わせてしまうのでしょう。
他の舞台も観たくなりました!

アラベラの両親、妹で男装させられているズデンカ、婚約者となるマンドリカ、
それぞれの出演者がもう素晴らしかった!
プロ中のプロならではの絶対的な安心感と、あらすじを知っていてもつい、
どうなるの?と身を乗り出したくなる緊張感の心地よさ。

しっかり寄り添っていたオーケストラにも脱帽でした。
最近、舞台とオーケストラの質がずれてしまっている演奏を聞く機会が多かったので
カンゲキもひとしお 指揮者も大人気でした!

終演後はなかなか拍手が鳴りやまずブラボーの嵐。
ちなみにまだ公演二日目のようですが、千秋楽にはどうなってしまうんでしょうか。



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(開演前です)




帰国前の駆け込みで来週は「セビリアの理髪師」
再来週に「三つのオレンジへの恋」が待っています。
今週も頑張ろう







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確認は執拗に?

2012.06.12 *Tue*
昨日は、近所の教会コンサートの日でした。
いつも本番前はとてつもなく緊張している私。
開演が17時からだったので、これから少しだけ横になってリラックス…
と思った矢先に主催者から電話が。

「あなたの出番15時からなのに来ないってどういうこと?宣伝にも15時って書いたのに。」
時計を見ると15時35分。(連絡遅いんじゃないの?)

「何度も確認したけど、私に来たメールには17時って書いてあるし
私は間違ってない!」
とキレたら、態度が豹変。やはり主催者側のダブルブッキング、でした。

「あ~どうしましょ。17時はもう決まっちゃってるのよ。
お客さんまだいるし、今すぐ来てプログラムの半分だけ弾くのでもいい?」

とにかく時間が無かったので着替えて出発。
15時50分頃到着すると、なんと2、30人程のお客様が待っていて下さったのです。
50分も!

ありがたいやら申し訳ないやらだったのですが
拍手にイライラが聞こえてしまったんです。
出番が早まったことに対しての動揺はありませんでした。
でも、漂う微妙な空気を感じながらの演奏は、耐えがたいものでした。
教会マジックどころではなく、なかなか心を落ち着かせることができずに
マイナスになってしまっていたと思います。
幸い、一曲終えたあとにブラボーを頂きましたが
そのブラボーすら、もしかして慰め?と感じてしまう自分がいました。

プログラムの半分しか弾けなかったことよりも、起こり得る出来事に
左右されてしまった情けなさに落ち込みます。
揺るぎない精神を身につけるにはまだまだ時間がかかりそうです

50分も待って聞いて下さった皆様に心からのお礼を、すれ違ってしまったお客様に
心よりのお詫びを申し上げます。

ちなみに、この教会シリーズのダブルブッキング、よくあるようです。
次回はしつこく確認しよう。
7月1日、15時からです!(あ、15時がトップバッターなので早まる心配はなさそう笑)
今度こそ!






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ラスト一カ月

2012.06.03 *Sun*
昨日、とうとう日本行きの航空券を買いました。
だいぶ迷いましたが、片道キップにしてしまいました。(マイルの成せる技です

2006年にジュネーヴ音楽院の受験直前にパリでレッスンを受けた日から
もうすぐ丸6年。
当初3年の予定が、気がつけば2012年。
濃い6年でした。 おかげで日本での学生生活の記憶はあやふやに…
留学前で人生の一区切り、帰国でまた一区切り、になるのでしょう。

まだ思い返すには時間があるので帰国までの一カ月強、3つの本番と毎日を大切に、
吸収力を全開に生きていこう!と宣言します。笑

とはいえ、今朝ぼーっとしてヨーグルトにジャムを入れようとして、まさかのラー油を持っていた
私なのでした


7月10日朝、成田に着きます。



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パリで一番好きな街灯とセーヌ河岸からの夕焼け。



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プロフィール

wotaki

Author:wotaki
桐朋学園大学、研究科を経て
ジュネーヴ高等音楽院を卒業。
現在、東京都在住。
性格はのほほんとしているようです。
ウェブサイト
http://www.shirakawataki.com



コンサート情報

2017年4月30日(日)          13:00-13:30            ラ・フォル・ジュルネ音楽祭@丸ビル     千石史子sop 白川多紀p   



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